以前、クラウドPC(Windows365)でWindows11環境を手に入れたことを書きましたが、結局こちらをあきらめました。
その後、代替手段として、Macに仮想環境Parallels Desktopを導入して、Windows11も正規購入した上で、Windowsの動作検証環境を準備しました。仮想環境ではありますが、Microsoft公認だけあって、そこそこ快適です。

Windows365をあきらめた主な理由は、国内リージョン選択ができなかったためです。Windowsの動作検証環境として、どうしても外部メールサーバとの通信が必要だったのですが、私が契約したWindows365 Businessですと、任意のリージョン選択(どの国に所在しているかを明示する情報)ができませんでした。どうしても海外にあるPCと認識されてしまい、海外サーバからの接続に制限を設けているメールサーバとの通信ができなかったんです。
Microsoftの公式サポートにも確認したのですが、やはりWindows365 Businessでは国内リージョン選択を選ぶことができない、との回答でした。Businessよりも上位のプランでしたら、リージョン選択ができる雰囲気だったんですけど、費用が増大するのであきらめました。
いやぁ、クラウドPCということで魅力的な選択だったんですが、こんな結果になってしまい残念です。
来月には、とうとうWindows10とOffice 2019のサポート終了期限を迎えます。私の周辺でも、皆さん、ようやく重い腰を上げてWin11導入に取り組み出しました。5年程度、先のことを見据えたWin11導入を慎重に、真剣に検討することをお勧めします。