電子図書館、使ってみました。

近所の図書館で、電子図書館サービスなるものが始まったので、さっそく申し込んでみました。
とりあえずの蔵書数は300点ほどで、主にビジネス書をメインにそろえているとのこと。指定のページへアクセスしてみると、以下のような画面で貸し出しできる図書一覧が表示されました。

専用のLibbyというアプリも用意されていたので、インストールして、とりあえず1冊、借りてみました。

結果、まぁまぁ、普通に読書できる内容だったんですが、書籍を読む際は必ずブラウザソフト(SafariやChromeなどインターネットを閲覧するソフト)が起動して、そこから読む仕様でした。他の一般的な電子書籍と比べると、もう少し改善の余地があるかな、といった内容ですね。
それと貸出期間は2週間で、借りられる書籍点数は2点までとのこと。
「電子書籍なのに、返却期間や貸出点数まで決まっているの?」
と、いくつかハテナマークが出てくるお話しですが、図書館や出版社との契約内容があるんですかね。

最近では、学校などでも教科書は電子書籍になりつつあり、マンガ雑誌は大部分がデジタル購読に移行、紙の新聞発行数は毎年、減り続けているそうです。太古のパピルス紙や竹簡から始まって、紙を介して伝えられてきた人類の知恵は、明らかにデジタル媒体に変わりつつありますね。

ホームページとの ほどよい付き合い方

ここ数年、ホームページは持っているけど、使い続けるのに困っている、というご相談をいただくことが多くなっています。お困りの状況は、それぞれのサイトで違うのですが、原因となっているのは、
「ホームページに、どこまでシステムを組み込むのか」
を慎重に考えるべきなんじゃないか、と感じています。

ホームページを作る際に、大雑把に分類すると以下の2つがあげられます。

メリットデメリット
通常のHTML/CSSでサイトを構築セキュリティ上は安全。構築と更新には、ある程度の知識が必要。
CMSなどのシステムを利用して構築ワープロソフト感覚で構築と更新が可能。常にシステムと関連環境を最新に保つ必要がある。

よく「ホームページの知識がなくても、簡単にサイトが作れます」なんてCMや広告を見ませんか。この場合は、下段の方法になります。CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)とは、ホームページを作る際、必須となる知識(HTMLやCSSなど)を知らなくても、ある程度のサイト構築や日常的な更新を可能にするシステムの総称です。WordPressなどが有名ですね。

ただ、このシステムを利用してサイトを構築すると、やっかいな問題に巻き込まれることになるんです。どんなシステムでも、常にバージョンアップを繰り返しているので、それに付き合っていかないと、セキュリティ上の問題が起きたり、サイト自体が続けられないことにもなりかねないんです。

例えば、CMSの代表ともいえるWordPressでサイトを作ったとしても、常に以下の使用環境・条件を気にしなければいけないんです。

  • WordPressのバージョン
  • WordPressプラグインの更新
  • PHPのバージョン
  • MySQLなどデータベースのバージョン

こんなことを気にしなければいけないのに、「ホームページの知識がなくても〜」なんて言うのは難しいですよね。

「ホームページは、出しておくだけでいいんです。あとは1年に1回ほど更新するくらいかな」
などという方は、無理にシステムを利用しない方がよい場合もあるんですよね。ホームページとの付き合い方は、慎重に考えたほうがよいかもしれません。